今回より改修編に突入していきます!!
前回ミキシングした物をよりマスターアーカイブ モビルスーツの瀧川氏イラストに近づけるべく改修していきます。
胸部改修
まずは大きく違う胸部や四肢から手をつけていきます。
胸部装甲はコクピットブロック上部が前に長いのでカットしカウンタースラスター部に段差を設けます。
スラスターは小ぶりなのでディテールをヤスリで削り落とし下辺を少々トリミングし、全体を長方形に整えていきます
トリミングしたスラスタ中央にスジボリを引き山型にテーパーを入れ、0.5mmプラ板を囲うように接着し箱組していきます。
最後に噴射口に向かってテーパーをかけて形を整えて完了です。
またコクピットブロック上の装甲は削って厚みを落としてあります。
脚部改修
脚部のブルーラインはイラストで直線でないのでプラ材を貼り付けて形状変更をしていきます。
正面はWAVEプラ三角棒1.0、上辺と背面は0.8mmプラ板を貼り付け整形し整形後側面パーツを裏側から削り込み加工してます。
ブルーラインをストレートラインからクランクライン変更しました。
脚部外側のスラスターは一度ノズル線をガイドにノコで削り落とし、プラ板で作り直します。カットした部分をガイドに0.8mmプラ板を囲うように配置し接着します。
この時動かないようにシアノンや瞬間接着剤などで仮固定して作業しました。
箱組みができたらヤスリで整形しノズル内部のパーツを流用し後から組立られるようにしました。
脚部側面ノズルはキットのままではどうしてもディテールが甘くなってしまう箇所なので、大型化&シャープ化を目指しました。
脚部内側スラスターもイラストと形状が異なるため、長方形にカットしノズルパーツを削り込みプラ板で作り直します。
スラスター自体ノズルパーツを活かして取り外しできるようにし、ノズル内部はWAVE NEW U・バーニア角をトリミングカットして配置しました。
ニーアーマーに1mmプラ板を貼り付けて削り込ラインを変更します。
これによりエッジの位置が変更されるので若干厚みが増した感じにします。
肩部アーマー改修
ショルダーアーマーを大型化するにあたり前後にあるスパイクノズルごとノコで削り落とし、プラ材で延長していきます。
併せてスパイクノズルのディテール作り直し、プラ角材をノコで削った位置にあらかじめ”枠”として配置し成型します。
スパイクノズルもキットではディテールが甘いので作り直します。まずは0.5mmのプラ板を接着し接着面にタガネでスジボリを作成します。次に上下を0.3mmプラ板をずらしてサンドし内側をヤスリでテーパーをつけて噴射口とします。
作製したパーツはRPカッターでカットしていきます。
カットしたパーツの側面に0.3mmプラ板を貼り付けて整形していきます。
整形したノズルはショルダーアーマーの枠に収まるように調整して取り付けられるようにします。
ショルダーアーマー側面のブロックスラスターも大味なディテールなので、ノズルの縁を削り込み1mmプラ板をくり抜き一段枠を作ります。(強度を確保するのにプラ板をくり抜きました)
ノズルパーツは軸にプラ材をかませてせり上がり装着できるようにしました。
これでセンターブロックノズルも併せて大型化できました。
腕部改修
腕部青装甲のラインがイラストと異なるので修正していきます。
まずは0.8mmプラ板を接着カットしラインを整形します。続いて平刀彫刻刀などで青装甲側を一段彫り下げ、彫った箇所に0.3mmプラ板を接着し整形しプラ板が互い違いになるようにします。
また赤いパーツもデザインが異なるので1度ツライチに整形→プラ板を積層→フチにテーパーをいれました。
プラ板は積層の際上面にスジボリ入れてから積層すれば簡単にディテールが作れます。
また前腕部は青パーツのダボをハの字に、グレネード弾頭をカットして後ハメ化しました。
(グレネードは最後に自作します)
ヒジ端部にも1mmプラ板を貼り付けて延長してあります。
胴体部改修
胴体は全体的に縮んで見えるので、プラ板を2mm配置し延長します。ジョイント軸も延長しポリボールが下がってこないよう、プラパイプでスペーサーを入れました。
延長に伴いフロントスカートアーマーに隙間ができるので、先ほどのプラパイプスペーサーを基部にフロントブロック上部を自作します。
イラストではコクピットブロックにかかるまで伸びているので、プラ材をイラストに似るような大きさで組みます。
フロントブロック上部を固定せず胴体軸側で可動するようにしたのでコクピットブロックと胴体が連動し、ひねる動作に自作パーツが追随できるようになりました。
長い改修記事になってしまい最後までご覧いただきありがとうございました💦
次回はもう少し読みやすいように記事を分割できればと反省しております(;・∀・)
イラストでも気になる胴体や四肢から改修していきましたがまだまだ改修項目はありますので、次回後編にて解説していきます。
※記事内の製作に関する解説で分かりづらい箇所や用語、画像等がありましたらお知らせください
(内容により追記、修正します)
※メーカー希望小売価格にご注意ください
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