23年3月に発売された月刊モデルグラフィックス’23年5月号 Zガンダム特集内にて HGUC ガンダムMk-Ⅱの作例を担当させていただきました。
さらに本サイト内で製作したHG Zガンダム を雑誌用にブラシュアップしたものも同時掲載されております。
当ブログで製作したZガンダムに並べられるようなガンダムMk-Ⅱを製作したいと考えており
今回Zガンダムのブラッシュアップに併せ製作し、モデグラ’23年5月号特集のお供に掲載させていただきました。
本誌には詳細な改修解説とZガンダムとのエモいツーショットが掲載されておりますので
ぜひご覧になってみてください!
本記事はモデグラ掲載記事の補完部分について解説しています。モデグラと一緒にご覧いただければさらに深まる内容です。
’24年4月追記
’24年4月4日に発売されたガンダム アーカイヴス『MG ゼータガンダム Ver.Ka完全読本』にて本記事HG ゼータガンダムとガンダムMk-Ⅱが収録されております。
再編集された迫力の画像が掲載されておりますのでぜひご覧ください。
マスターグレードをめざして
今回はイラストなどを参考にせず現在発売されているMG Ver.2.0によせ、モデルグラフィックス’22年月号に掲載された MG ガンダムMk-Ⅱken16w氏製作の作例を参考にしつつマッシブで精悍な印象になるよう製作しました。
ヘッド
フェイス部分を両側中腹から下にかけて削り込み、頬のラインが消えてしまうので彫り直して復活させ、アゴもプラ板を貼り左右から削り込み少々長く細くしました。
目に相当するデュアルセンサーは0.3㎜プラ板で作り直し、フェイス位置はアゴを引きやや上にセットし険しくなるようにしました。
ヘルメット両頬のフェイスガード上下にプラ板を貼り角度変え、前面ラインは垂直からやや下に向かって傾斜するように形状変更しました(赤いライン)
こめかみにプラ材を貼り側面ダクトラインの形状も変更しています(青いライン)
ダクト内部底面は幅に合うタガネを突き立ててフィンを彫りました。
ボディ
胸部左右センサーは台形から正長方形に変更
Zガンダム製作時と同様、ハイパーカットソーで井桁にカットし元パーツを切り離し、プラ材を芯に0.5㎜プラ板で囲い新造しました。
コクピットブロックは正面の厚みを落とし、下辺はプラ板を貼り角度変更しメリハリをつけました。
腹部下を1㎜プラ板で延長しました(正面には隙間がでるのでWAVE三角棒②OM-361を貼ってカバーにしています。)
内部ボールジョイント軸もプラパイプ+真鍮線で1㎜延長しています。
アーム
肩部アーマー端側面端にプラ板を貼り足し大型化、サイドスラスターはに固定ピンの外側を1.5㎜カットピンダボに沿って外側にずらし内側にプラ材を貼って隙間を埋めました。
肩部接続軸はイカリ肩になるよう一旦切り離し、1.5㎜下げています(前後に0.8㎜真鍮線で補強し、取り付け時にフ本体レーム側中央の出っ張りが干渉するので多少削っています。)
前腕袖口もセンサー同様カットソーで井桁にカットしフレーム側にプラ板で袖口を作り直しました。
腕部は全体的にアールがかかっているのでMG2.0のようにフラットに面出してスジボリや削り落としたディテールを追加しました。
レッグ
レッグは大腿部ジョイントで1㎜延長しアーマーを好みの形状に自作しました。
アーマーはフレームに沿って1㎜プラ板で二重に囲い接着し(正面は3枚と0.5㎜一枚で3.5㎜にしています)WAVEプラプレートの目盛りを利用してC面を整形しています。
天面に1㎜プラ板を貼り延長部分のスペーサーにしています。
ディテールやふくらはぎ左右スラスターもMGを参考にプラ材で変更しました。
外側のスラスターは枠を0.8㎜、内部フィンを0.5㎜プラで製作しました。
本体側にクレオスセメントSPを少量つけて仮止めしながら現物合わせで作製しました。
枠や内部フィンにテーパーを付け、内部にエバーグリーンのターン付きプラ板をカットした物を埋め込みました。
一番時間がかかった箇所で内部フィンの長さを納得いくまで作り直しました。
実は左右合わせて計4個失敗しました💦
Eパック
ライフルもMG2.0を参考にキャリングハンドル部分にプラ材でディテールを追加しています。
Eパックは塗分けも考慮し切り離し、接着せずネオジム磁石で着脱式にしました。
Eパックの空洞部分に引っかかるようにプラ材を配置しています。
またHGではハンドパーツの都合上トリガーガードが省略されているのでこちらもプラ材で追加しています。
バズーカカートリッジも磁石を内蔵し着脱式に、側面にも内蔵しサイドスカートで装着できるようにしました(サイドスカート裏にも磁石を配置しています)
バズーカ本体もプラ材でレールを作りカートリッジがズレないようにしています。
おわりに
Zガンダムに並べたい”HG Mk-Ⅱ”を…と製作していたものが特集のお供として掲載していただくこととなりました。
またMk-Ⅱの改修過程が知りたい!と多数のコメントをいただきましてありがとうございます。
HGシリーズ今後も好みのスタイルで作っていけたらなと思っております。
ブログ内完成品ギャラリーも同時更新しております。
モデルグラフィックス本誌では迫力の写真と細かい解説を記載しておりますのでぜひご覧ください!
モデグラかってね!✨
ガンダム アーカイブスにも収録されました
’24年4月4日に発売されたガンダム アーカイヴス『MG ゼータガンダム Ver.Ka完全読本』にて本記事HG ゼータガンダムとガンダムMk-Ⅱが収録されております。
再編集された迫力の画像が掲載されておりますのでぜひご覧ください。
ガンダムアーカイヴスもかってね!✨
※メーカー希望小売価格にご注意ください
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