HGUC 1/144 ゼータガンダム 改修 MSZ-006-1〈Zガンダム〉中期型 製作 part 7 ディテールアップ後編

本体ディテールアップ最終回です

メインツールはタガネ0.075とZERO、あて木に400番と1000番、エッジ出しヤスリ、デザインナイフで表面処理込みで作業します。(詳しくはpart 5を参照)

足部ディテールアップ

まずはアンクルアーマーからです。

キットではツライチですが、イラストでは中腹から山折れになっているのでプラ板を貼り段差をシアノンで埋め整形し、真ん中でゆるい角が出るよう形状変更しました。

続いてカカトのジョンイント付近、イラストではフレーム状のデザインが見られるので、ハイパーカットソーで縦横に切れ込みを入れ、フレームが露出するように切り抜きました。余分なノコギリ傷はシアノンで埋めます。

カカトブロックにディテールを入れていきます。先にハイパーカットソーで井桁に切れ込みを入れアタリを付け、中心を彫刻刀で凹モールドに彫り込みます。最後に外周からノギスでアタリを付けタガネでスジボリを入れていきます。

ハイパーカットソーの残り傷はシアノンで埋め整形します。

カカトブロックにはまるピンもディテールを追加して奥行きを演出しています。

足の甲部分は一部フレーム色(グレー)の部分があり、塗分け対策で分割カットしました。

ハイパーカットソーで井桁にカットし切り離し後、接着し修復整形しています。グレーパーツはスジボリを彫り直し立体的に見えるようにしました。
脆くならないよう裏面にプラ板で補強を入れてあります。

足部ユニットを塗装後、組立できるようにしました。

ソール部分はキットで幅が広いため、白い甲パーツも同時に両側から削り込み正面から細身に見えるようにしました。

削り込んだ際に両側のディテールが消失したのでタガネで彫直し、プラ材でディテールアップしています。

プラ板を貼り足してつま先を延長しているのでサーフェイサー(スプレー)を吹き形状のチェックをします。

イラストでソール先端に三角ディテールがあり、彫刻するのは難しいので一度斜めにタガネで彫刻します。

彫った溝に先端に傾斜をかけた同幅のプラ板を貼り込み、余分な部分を削り落とします。
これで三角ディテールを構成します。

カカト裏にディテールを配置するため、白パーツのフレーム部分を一度切り離し、プラ板の積層でディテールを入れました。

フレーム部分はグレーに塗装するので塗分け対策も含め別パーツ化しました。

ソール部には縁にマイナスモールドが来るのでタガネを使い彫ります。甲のパーツ先端にもイラストを参考にスジボリを入れました。

ヒザ裏ブロックカバー

ヒザ裏のカバーは台形に切り出したプラ板をベースに厚みの違うプラ板をストライプ状に切り出し外周に貼り付けてディテールを作っていきます。
シリンダーディテールはプラパイプを半分にカットし配置しました。

キットだと動力パイプですがイラスト再現に、元を加工するより自作してしまった方が早いと判断しプラ材で作り起こしました。

WR(ウェイブライダー)変形時にも干渉しないようキットカバーと同サイズでベースを作成しました。

腕部ディテールアップ

二の腕はキットだと太く厚みがあったので削り込みシャープに整形しました。先端下部はプラ材を使い直角に変更しています。

シールドジョイントはディテールもなく単調に感じたので、上下に溝を彫り半丸プラ棒でディテールを追加、また改修時に製作した肩のスパイクノズルは塗装の便も考え、プラ棒で着脱式にしました。

腕部ブロックにイラストを参考にスジボリを追加し、赤いブロックのモールド内も単調にならないよう0.3プラ角棒でディテールを追加しています。

脚部スラスター換装

フクラハギスラスターはハイキューパーツ STDスラスター ノーマル6.0mmに換装します。
6mmバーニアを内蔵するにはカバーの内側が狭いので、内側から削り込みクリアランスを確保。

前回カバーフチを薄くしてしまったので、フチの周りに0.3mmプラ板を貼り付け整形し強度を確保しています。

スカートアーマー裏ディテールアップ

フロントアーマー裏はベースのプラ板を切り出しスジボリを入れておきます。

続いて幅1.5mmと1mmに切り出した0.3mmプラストライプを用意します

トラスフレーム状になるよう貼り付けていき、枠の内側には三角に切り出したプラストライプを貼り付けリブにしています。

プラストライプの隙間にシアノンで埋めて整形してアーマー裏トラスフレーム完成です。

ネック部ディテールアップ

ネックはイエローパーツの厚みでほとんどディテールがないので、思い切って前側をカットし空間を空けます。

開けた空間にプラ板、プラ棒でディテールを入れます。

ヘッドの後ろ側にもディテールがないので、プラ材でディテールを自作します。

設定ではヘッドユニットを下げるエレベーターフレームがあるので動きそうな感じのダミーディテールを構築しました。

頭部ディテールアップ

キットのヘッド側面のスジボリは埋めてしまい、イラストを参考に位置を変更し彫り直しました。

ヒサシの三角ディテールは改修時に削り込んでなくなってしまったので、タガネでスジボリを縦に彫り、下枠に硬化促進剤スプレー→シアノン点付け→削って整形で再現しました。

側面の彫刻したハッチは単調にならないよう、スジボリを入れたプラ板をいれてディテールアップしました。

改修時にアンテナは0088の物を使用していたのですが、イラストではアンテナが”後方に角度が付いていない“ことに気づき急遽、元キットGEP版を改修することにしました。
(本当は作業時に0088の先端を二度折ってしまったので悩んでいたところアンテナ角度に気が付き決心しました(-_-;))

根本中央にタガネで凹モールドを彫り、下部を一部ヤスリで削り込みプラ板を貼り付けてリブを作成。

怪我の功名でしたが前のアンテナを折ったことでデザインの差異に気が付き修正することができました。
ブレード先端も針状ではなく、イラストの角度が付いたデザインに変更しました。

仕上がり

改修とディテールアップ作業をしたため、一旦サーフェイサーを吹き状態を確認します。気泡や消しきれなかったヤスリ傷、スジボリのはみ出しなどを洗い出していきます。

赤、黄パーツには塗装時の発色の事も考慮しクレオス Mr.フィニッシングサーフェイサー1500 ピンク、その他のパーツにはスプレーと同番のMr.サーフェイサー1200 どちらも瓶入りタイプのものを使用して吹き付けました。

イラストを参考に本体のディテールアップを構成していきました。元キットの面影がほとんど消え失せていますがだいぶ雰囲気は近づけれたと思います。

これで本体は完了としまして

次回はフライングアーマーを改修していきます!

※記事内の製作に関する解説で分かりづらい箇所や用語、画像等がありましたらお知らせください
(内容により追記、修正します)

※メーカー希望小売価格にご注意ください

コメント

  1. ちくろう より:

    はじめまして。ちくろうと申します。最初twitterでお見かけしたのですが、最初は「ふーん、MGねぇ」と思っていたのですが、「ん?なんかおかしくね?ええー!?HGUCなの!?」と仰天した次第です。

    自分も今同じHGUCを作っているのでよくわかるのですが、肩のスラスターの作り直しや、腰アーマーのスリット、脛の面構成変更など、よくもこのスケールをここまで細部にわたってマスターアーカイブ版に近づけてるのには感動です。しかも変形できるようにしてるのもすごいです。

    また、元キットのせつない三角モールドの再生方法など参考になるところが非常に多いです。

    完成をとても楽しみにしているので更新待ってます!

    • けーくる けーくる より:

      ちくろうさんコメントありがとうございます!
      またTwitterともどもごらんになっていただきましてとてもうれしいです!
      実は今回製作するにあたってMG、RGでは気軽に胴体や脚部などのスタイル延長工作はできないなと考え、差し換え式のHGUCをチョイスしました。
      まだまだ武器類など改修工程が残っていますが、次回以降の記事もお届けできるようにがんばります!

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