こんにちはけーくるです。
今回は製作記事にかわり私がプラモデル製作をしている作業環境をご紹介していきます。
なるべく詳細に解説していきたいと思いますので、詳しく数記事に分けてアップしていきます。
Vol.1ではメイン作業で使うデスク周り、収納スペースを解説していきます。
これからプラモデル製作部屋をつくりたい!という方や雑誌モデラーってどんな環境で製作してるの?という疑問などの参考になれば幸いです。
モデルグラフィックス’24年8月号特集”模型部屋を作ろう!3″でも製作環境をご紹介いただきました。
本誌特集もぜひご覧くださいませ!
ルームビュー
レイアウトは3畳の部屋窓側にデスクを一列に並べて構成しています。
奥はクローゼットで予備のキットや資材を格納しています。
デスク2/3でメイン作業を行い、左側のスペースで塗装しています。
メインデスク
ニトリの組み合わせデスク 天板(プレフェ)100㎝と110㎝サイズを並べ、デスクの継ぎ目にオルファカッターマットA1サイズを敷いて段差が出ないように配置しています。
マットはハンガーやエアレギュレーターのクランプで固定しています。
デスクの脚は同シリーズのT型脚を使用しています。
天板の汚れや傷がひどくなってきた時には板だけ取り替えることができるので、デスクをまるっと購入するよりコスパがよかったりします。(画像のT型脚は一つ前のモデルですが問題なく適合しました)
カッターマットも汚れてきたら裏面がダークブラウンタイプになっているので2回新品状態にできるのでオススメです。
カッターマットをとりかえるだけでもキレイになり
デスクの汚れ防止にもなるのでオススメです✨
デスクライト
作業の光源には山田照明Zライト 卓上ベースタイプを使用しています。
調光機能付き(常時MAXで使っていますが…)で配置も選べる卓上ベースタイプを使用しています
ベースにはスマホ用スリットが設けられており手持ちのiPhoneを立たせおくことができるので、
製作記録用に撮影する際すぐに手が伸ばせるのが便利です。
けっこうな光量で手元を照らしてくれますので精密作業もばっちりです。
ちなみに精密作業中よくおでこをバー部分にぶつけてしまって痛いので
挟み込み型のクッションで防御しています…
💡机に挟み込むクランプタイプもあります。
メイン工具の収納
メイン工具は2パターンで収納管理しています。
文房具ポーチをツールボックスに
よく使う金属ヤスリ、ドリルビット、BMCタガネなどはリヒトラブのツールポーチに収納しています。
こちらはもともとは文房具用のポーチですが、ゴッドハンド公式通販でも販売しており模型用工具もぴったり入る仕様になっています。
(ゴッドハンド通販サイトでもツールの収納例画像が載ってたりします)
なぜ工具スタンドやボックスでなくポーチを使ってるの?となりますが
非使用時(パチ組み、塗装中の時など)はポーチにまとめることができ、デスクのどこにでも置き場を選ばないという利点があるので、小さなツールボックスのような感じで使用しています。
ポーチなので使っていないときは他作業の邪魔にならないよう立てかけたりすることもできるので省スペースに保管できます。
ツールをまとめて片づけて
別の作業にデスクを広く使えるところがよいです✨
オーガナイザー、100均アイテムで収納
上記のポーチ以外の1軍工具はライクイットのオーガナイザーと100均トレイやペン立てにまとめて収納しています。
オーガナイザーは仕切りを活用し、100均ケースは組み合わせて自分の使いやすいように配置しています。
ピンセットに筆やマスキングテープ、接着剤、ノコやプラバンカッター、ペンチなど使用頻度が比較的高めの物を収納しています。
瞬間接着剤は100均の食品密封ボトルにシリカゲルを入れ湿気らないように保管しています。
使用中の紙ヤスリやプラ材などもセリアのステンレスバッドにに入れて散らからないようにしています。
2軍工具の収納
常時使用しない工具や資材類、ディテールアップパーツ等はまとめてデスクワゴンに収納しています。
画像は7年位前に購入したニトリのスチールデスクワゴンです。(現在廃版で後継品が出ている模様)
金属製なので側面にマグネットラックを装着したり、マグネットシートにステッカーを貼ったものでデコレーションしています。
使用回数の少ないものはまとめて収納し
必要な際に個別に取り出して作業しています。
1、2段目にはドリルビットや使用頻度が少ない工具と接着剤、綿棒、パテ、コンパウンド、ディテールアップパーツやマスキング剤を収納しています。
こちらでも100均トレーでジャンルごとに仕切り、バラバラにならないようにしています。
そして3段目には希釈済み塗料を入れたハイキューパーツDPボトルJPS50mlがみっちり収納されています。
こちらの詳細は次回の塗装環境編でくわしく解説していきたいと思っています。
DPボトルの詳細は塗装環境編で詳しく解説します。
予備マテリアルの収納
予備のマテリアル(瞬間接着剤、スポンジヤスリ、替え刃、筆、プラ板等)は
クローゼット内左右壁面にダイソーワイヤーネットを固定し、フックで吊り下げて収納しています。
見た目完全に模型店になりますが在庫管理もしやすいのでこちらも大変オススメです!
右側 ヤスリや接着剤、替え刃類を保管
左側 マステや筆、綿棒、プラ板などをストックしています。
模型店じゃん…と友人にドン引きされました
プラ棒、プラパイプ、プラ角材はネロブースに100均マグネットラックを装着し中にペンケースを入れ、ジャンルごとに仕分し目的の物をすぐ取り出せるようにしています。
デスク下デットスペースを活用
デスク下のデットスペース(真上に工具置き場があり足をいれないスペース)にはスリムラックを設置しこちらにも収納できるようにしています。
デスク下ラックにはポケット型クリアファイルにキットのインスト(取扱説明書)を保管したり
カットしてしまったプラ材をクリアケースに入れたもの、精密作業用の机上台、ラベルプリンターを収納しています。
ラック上にはスジボリ堂RPカッターなどを置いています。
デスクワゴンの側面にはマグネットラックを取り付けヘッドルーペを収納したり、トラスコのマグネット缶ホルダーに瞬間接着剤 硬化促進剤を設置しています。
ホワイトボードを活用
デスク正面壁にはホワイトボードを取り付けています。(強力両面テープ壁紙用で固定してます。)
私はなかなかの忘れん坊なので作業工程や消耗品などの購入リスト改修案などを思いついた時に書き留めたりして、完了したら消していくToDoリストとして活用しています。
ボードの右下にはダイソーの洗濯機横マグネットフックを取り付け、ニッパーハンガーにしています。
思いついたことや買い物リストを書き留めておくと便利です!
おわりに
いかがだったでしょうか?
みなさまの作業環境構築の参考になれば幸いです。
作業スペースの紹介記事は以前より書きたいと考えていたのですが、先にモデグラさんの特集で取上げていただくこととなったので本記事はさらに詳しくかかねば!とデスク編だけでもボリューミーな解説になってしまいました…
次回は塗装環境編で塗装スペースの解説や塗料の収納方法をお送りします。
モデルグラフィックス’24年8月号”模型部屋をつくろう!3”では作業スペースの他にプラモやフィギュアを展示しているところも掲載されております。
製作した完成作品や好きなフィギュア等を自宅で飾りたい!という方には必見の本誌モデラーさんディスプレイ術が多数掲載されておりますのでぜひご覧になってみてください。
それでは塗装環境編でお会いしましょう!
じかいもおたのしみに✨
次回の記事でココを解説してほしい!
ここはどうなってるの?もっと詳しく!などございましたら
ぜひコメントやSNSでお知らせください👍
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