普段けーくるが使用しているツール&マテリアル類を解説付きで紹介していきます!
雑誌作例の製作にも使用しているツール類でございます。
たくさんの項目で紹介しておりますのでぜひ最後までご覧ください。


過去一番の記事ボリュームになってしまったので目次機能をご活用ください

ブラウザブックマークもよろしくね✨
切る
ニッパー
ニッパーは3種類使用しており用途別に使い分けています。
アルティメットニッパー
片刃ニッパーで有名なゴッドハンド製アルティメットニッパーです。

まな板カットでゲートの白化や抉りが発生しずらく、切断面がキレイなのでスムーズに仮組→表面処理に移れます。


バンダイ製のクサビゲートには2度切りでなく3度切り(まな板側に来るテーパーを削ぐようにカット)して対応しています。

切れ味が良くパーツに負担がかかりません
ブレードワンニッパー
アルティメットニッパーより刃が丈夫な同ゴッドハンド製ブレードワンニッパーです。

なんで片刃ニッパー2個も使うの?となりますが
①刃が丈夫なブレードワンニッパーでランナーからゲートを残して切断
②アルティメットニッパーでパーツに密着させてゲートカットします

役割分担することによりアルティメットニッパーの切れ味が長持ちし、買い替えの頻度が減ります。
(どちらとも3~4年は持ちました)

つかいわけることでながもちするよ!
タミヤ 精密ニッパー
タミヤ製の両刃ニッパーです。

ゲートカット用ではなくランナーカットや改修作業の際大きく切ったり、プラ材(2㎜厚以下)を大まかに切るのに使用しています。

片刃ニッパーでは刃を痛めてしまいそうな切断はこちらを使用しています。
ニッパーキャップ
ゴッドハンド製ニッパー用のホック付きキャップです。

ニッパーを使用していない時に被せて保護し、ハンガーに引っかけいています。
デザインナイフ
デザインナイフはタミヤモデラーズナイフとNTデザインナイフを使用しています。
モデラーズナイフ
デザインナイフより一まわり大きいタミヤ製アートナイフです。

刃が厚く剛性があるのでゲート処理や改修作業、カンナ掛けなど幅広く使用しています。


切ったりカンナ掛けしたり多目的に使ってます。
NT デザインナイフメタル 「D-400GP」
NT製デザインナイフです。
替え刃に刃先角度が45°刃があり主にこちらを使用しています。

大きな角度なので刃ブレが少なく、カンナ掛けや狭い刃幅を活かして細かいカットができます

C面をカンナ掛けして精査するるのにちょうど良いです。

こまかいさぎょうは45°刃で
プラ板を切る
グランツカッター GZ-GB
両側からカッター刃をホールドしてくれるカッターです。


プラ板を切り出す際、刃先がブレないので真っすぐ切り込みを入れられます。



プラ板などブレずにカットできます。
アメイジングカッターミドル
ゴッドハンド製プラ板カッターです。

プラ板を切り出した後に切断に細かく切断する際に使用しています。
精密にカットできるので目盛り付きプラプレートとの相性が大変よいです。


プラ角、丸棒は5㎜(Φ)までカットできます。

きれいにカットできるよ✨
RPカッター Type SS
スジボリ堂製 プラ板切断ツールです。

プラ板をプレートに固定して水平、垂直に正確な切り出しができるのが特徴です。

複数のディテールを作ったり、プラ(角)棒を均一にカットする時に活躍します。

0.3㎜プラ板を細く切ってアーマー裏のトラスを作ったりする時に便利です。
パーツを切る
ハイパーカットソー
シモムラアレック製 極薄刃ノコです。

薄刃できれいに切断できるので後ハメ加工やディテールの切断等で活躍します。

切り口がキレイなのでノコギリ刃のピッチが短い0.1 PRO-SSを愛用しています。

切り口がきれいなので後ハメ加工などで活躍します
削る 磨く
金属ヤスリ
ハードコートヤスリPRO(半丸・7.5mm幅)
タミヤ製 金属ヤスリ(複目)です。

RCカーカーボンパーツ、金属パーツ加工用とのこともあり、プラスチックをゴッソリ削ってくれます。


主に広い面の合わせ目消しや面出し作業に平面側を使っています。
複目で傷が残ってしまいますので切削後は400番~1000番紙ヤスリで磨いて整えます。

プラスチックならゴッソリ削れます(削りすぎに注意)
紙ヤスリ
タミヤ フィニッシングペーパー
タミヤ製 紙ヤスリです。

目詰まりしづらく高品質&高コスパで空研ぎから水研ぎまでできる万能紙ヤスリです。
製作には400番、600番、800番、1000番を使用、大掛かりな改修作業や歪みの大きい面などには240番を、塗装面のゴミの除去などに1500番を使用しています。


他社の耐水、布ヤスリなどいろいろ試してみましたが番手以上の傷が付きづらく
また模型店がまったくない地方住まいのけーくるでも家電量販店のホビーコーナーで入手可能なところが助かります。

コスパがいいよ✨
当て木
当て木に2㎜厚のステンレス板を使用しています。


ステンレス板は”【工具と金属材料の通販】コウイチロウ” 通販サイトで購入し幅20㎜、長さ16㎝で自分が使いやすい大きさにカット加工してもらいました(カット時に少々反りのようなバリができていたので240番で均してから使用しています)
持つ部分とフィニッシングペーパーの幅が使いきれる長さでオーダーし両面テープでヤスリを貼り付けています。

グリップ側には番手シールを貼って識別しています。
(某家電量販店ホビーコーナーでハイキューパーツが頒布していたものです)
両面テープは剥がしやすいよう弱粘着タイプの物を使用しています。
神ヤス! 10mm厚
ゴッドハンド製スポンジヤスリです。

耐久性スポンジに布ヤスリが貼ってあり切削後メラミンスポンジなどで削りカスを落とせば切削力が落ちず長持ちします(水研ぎも可)。
曲面が多いキャラクターモデル、美少女プラモデルによく使用します。

10㎜厚は持ちやすいので愛用しています。
高番手セットもあります。
細かい部分をヤスる
プラ棒ヤスリ
工具ではありませんが加工したプラ棒やプラ板に紙やすりを貼り付けて使用しています。


工作によく使う 京商 KYOSHO エバーグリーン プラ棒 平棒 3.2×4.0mmを適度な長さにカットし、異なる向きで両端にテーパーをかけたものにフィニッシングペーパーをくの字に貼って細かいところをヤスっています。


プラ板カッティングヤスリ
WAVE目盛り付きプラ板の裏側に両面テープでフィニッシングペーパーを貼り付けたものです。

表面は目盛りをガイドに前述のアメイジングカッターミドルでカットすれば任意幅のプラ板ヤスリになります。

1㎜程度のスリットもヤスリ掛けできます。

細くなるほど反りやすいので力を入れずに磨きます。

自分の使いやすい形に加工しています。
カンナ掛けする
マジ・スク
アルゴファイル製スクレーパーです。

ジルコニア製のスクレーパーで削ぐ、彫る作業ができます。
自分は主に細かい部分やC面のカンナ掛けに使用しています。


剛性のあるジルコニアブレードは刃ブレが無く安定してC面などを精査できます。
またバンダイ製に多いKPS(やわらかいプラスチック)にカンナ掛けも引っかからず安定して削ることができます。

KPSにもひっかからずカンナがけできるよ
モーターツールで削る
アルティマAT(オートトルク)
アルゴファイル製ハンディルーターです。

低回転でもトルクが強くしっかりと切削でき、付属するジルコニアビットは目詰まりしづらくよく削れます。
別売りで様々な形状のビットが販売されているので数種類使用しています。


ホビー用ハンディルーターとして必要十分な機能があり価格も安価で大変コスパが良いと思います。
彫る 穴を空ける
スジボリ&彫刻
BMCタガネ
言わずと知れたスジボリ堂製 スジボリ、段落ちモールド用極細彫刻刀です。

キット既存モールドの彫り直しスミ入れで強調したい部分の彫り込みなど、基本工作から新規ディテール追加、自作パーツの彫刻など幅広い工作に使用しています。

新規スジボリを追加する際はガイドテープ(マスキングテープ)を使用したり、ナイフでガイドを付けてから彫っています。

いろんなサイズでさまざまな彫刻ができるよ✨
保管にはモデリーノ製 3Dプリンタ出力品ケースとモノタロウの名刺入れを組み合わせて収納しています。

開孔(ドリル類)
ショートパワーピンバイス(ドリル各種)
ゴッドハンド製 小型ピンバイスです。

ショート型は通常サイズより取り回しがしやすく精密に作業できます。
ビットには同社各種ドリルをセットして使用しています。

同社で販売しているドリルは1.0㎜~3.0㎜の0.5㎜刻みの物から0.1㎜刻みのセットもあるので工作の際真鍮線用の穴を空けたり、ダボに使用してパーツの嵌め込みを緩く調整したりできます。
また付属のチャックはバイスにも使用できるので便利です。

(※現在ショートパワーピンバイスにはディープコレットチャック(3Φ)が付属しているので、画像と同じ作業をするにはパワーピンバイスからノーマルチャックを用意する必要があります)

ショートタイプのほうが持ちやすく気に入っています。
スピンモールド
ゴッドハンド製の丸モールドを彫ることができる平型ドリルです。

センターガイドピンが付いているのでゆっくり彫ればズレることなく、底面が平たい丸モールドを彫ることができます。



各社ディテールアップパーツの埋め込み用穴やピンバイスの下穴にしたり、そのままリベットっぽいディテールにしたりと幅広い用途に使えます。

そのままディテールにしちゃうこともできるよ✨

こちらもドリルセットと同じく0.2㎜刻みで販売されているのでジャストサイズで彫ることが可能です。
ピンセット
パワーピンセット
ゴッドハンド製ピンセットです


パワーと名が付くとおり細かい物をしっかりホールドしたり精密な作業が行えます

先細は細かいパーツを掴むだけでなく塗装中に付着した繊維ゴミを取ることもできます。

幅広は平たいパーツを掴んだり、折った紙やすりをホールドして狭いところを磨いたりできます。
接着剤
溶剤系(合わせ目消し)
Mr.セメントSP(スーパーパワー)
クレオスの流し込み接着剤です。

従来の流し込み接着剤 Mr.セメントSより乾燥時間と強度が上がっておりガンプラなどの合わせ目消しにはほとんどこちらを使用しています。
使い方はごくわずかに開けたパーツの合わせ目に毛細現象で流し込こみしっかりはめ合わせ、隙間から溶けた樹脂がムニュッと出たらよく乾燥させます。


乾燥後盛り上がったムニュ樹脂を削って合わせ目を消します。
メーカーや各模型誌の説明では10~15分くらいで硬化する旨説明がありますが、私は完全に接着剤の溶剤が抜け切るよう1日くらいは置いてからヤスリ作業に入ってます。
またドライブースを使用すれば乾燥にブーストをかけられます。

乾燥が早いので作業が捗ります!
タミヤセメント (角びん)
タミヤのスチロール樹脂入り接着剤 通称タミヤ角瓶です。

流し込み接着剤の溶剤系ではなくスチロール樹脂が入った樹脂系の接着剤です。
使い方は接着する両面に(3回くらい)たっぷりと接着剤を塗りしっかりはめ合わせ、樹脂がムニュしたら硬化後にヤスって合わせ目を消します。
樹脂がつなぎになるので流し込み接着剤と比べて強固に接着できますが、乾燥時間は長く完全硬化も一週間くらい見たほうが良いのです。
主に強度が必要な部分や負荷がかかる部分に使用しています。

ハケはけっこう大きいので細かく塗布できるように斜めにカットしています。

ふかがかかるパーツにつかってるよ
瞬間接着剤
瞬間接着剤×3S 低粘速硬
WAVEの低粘度瞬間接着剤です。

さらさらとしていて隙間に流し込みやすく硬化が早い瞬間接着剤です。
パーツ同士の接着というよりは小さな傷や気泡埋めに溶きパテ代わりに使っています。

溶きパテと違いすぐに硬化して切削作業ができるので合わせ目の傷や気泡処理に重宝しています。
塗布するときは使い捨て皿やガムテに出してから真鍮線やシャープペンの芯、瞬間接着剤用ハケで塗布しています。

硬化も早く削りやすいです!
パーツ同士の接着には同社瞬間接着剤×3G 高強度を使用しています。
こちらは低粘度型と違いがっちり接着してくれるので強度がかかる部分におすすめです(塗装後の組み立ての際は接着面の塗膜を剥がしプラ地にしたほうが食い付きはよいです)
その他 接着剤
ハイグレード 模型用セメダイン
水性クリアタイプの接着剤です。

無溶剤タイプなので塗膜やパーツが溶けることなく接着できます。
主にクリアパーツや極小パーツの接着固定に使用しています。
また硬化前ならはみ出した部分を水を含ませた綿棒で拭きとることができます。

モデルグラフィックス25’8月号 作例30MMACスティールヘイズの各部発光デバイスの接着に使いました。
セメダイン BBX 強粘着剤 貼ってはがせる弾性粘着剤
貼って剥がすことができる接着剤です。

普通に接着剤として使用でき硬化後は弾力があるのでパキッと割れません。
また無溶剤タイプで塗膜が溶けないので塗装後負荷がかからないパーツの接着に使用できます。


剥がせるので完成後メンテナンスでパーツを外す(剥がす)こともできます。

ヒュッケバインMk-Ⅱ、Ⅲの後ハメ加工したイエローパネルの固定に使用しました。

あとではがせるよ✨
プラ材&パテ類(造形する&埋める)
プラ材
プラ=プレート【グレー】目盛付き
WAVE製 目盛り印刷済みプラ板です。

1㎜単位で印刷されているので任意の大きさでカットし使用できます。
鉛筆や極細細マジックで印をつけ前述のアメイジングカッターでカットすれば狙った形状が簡単に切り出せます。


厚みも0.3、0.5、0.8、1.0、2.0㎜とラインナップされており様々な改修工作、パーツの自作ができます。

やわらかくてかこうしやすいよ✨

小さな自作パーツを作っているとそのうちフルスクラッチできますわよ
(血反吐)
パテ
瞬間接着剤 シアノン DW
高圧ガス工業の瞬間接着剤 シアノン DWです。

模型用品ではありませんが高粘度瞬間接着剤(パテ)代わりに使っています。

色は白で粘度が高くつまようじなどで大きな傷や肉抜きに充填したり、ライン変更や先端の延長、欠けてしまったところの補修に使用しています。
(肉抜き埋めにはプラ板を差し込んで枠を作るとさらにやりやすいです)


特筆すべきは瞬間接着剤なので各社瞬間接着剤硬化促進スプレーが使用でき硬化時間を短縮できるところです。


常温硬化させるとかなりの時間がかかりますが、瞬間接着剤硬化促進スプレーを使用すれば1~2分で切削作業に入ることができます。
厚く盛る場合は何回かに分けて塗布→硬化、硬化後にさらに塗布して盛ります。
タミヤ・エポキシ造形パテ (速硬化タイプ)
主剤と硬化剤を混ぜて使用するエポキシ系パテ通称エポパテです。

タミヤ製の速硬化タイプは硬化時間が短く季節にもよりますが6時間で完全硬化します。
30分くらいで硬化し始まるのでその前におおまかに造形したり、薄くのばすこともできます。


シアノンでは埋めずらい大きな肉抜き処理や、美少女キャラクターモデルの布表現など細かな造形に使ったりしています。

保管時には100均一クリップでなるべく空気に触れないように保管しています。
またお尻をマスキングテープで養生しておくと取り出す際ビニール袋にくっつきません。
塗装する
エアブラシ
プロコンBOY LWAトリガ-タイプ05 ダブルアクション
模型部屋紹介Vol.2塗装環境編でも紹介したクレオス製 トリガータイプダブルアクションエアブラシです。

昨今のキャラクターモデルはパーツ数が多く長時間使用していても疲れないトリガータイプを使用しています。
使い方もトリガーを引くだけでエアの吐出とニードルの開孔が同時に操作できます。

0.5口径を使用している理由は通常カラーからサーフェイサー、メタリックカラーと幅広く安定して吹ける点とニードルストッパーを使用すれば細拭きも可能な点です。
カップも大容量なので作業中時々”うがい”が必須ですが塗料の補充も最小限で済みます。
そしてなにより引くだけで吹けるトリガーが楽です。

トリガーを引くだけなので長時間の使用にも指が疲れません
プロコンBOY WAプラチナ03 Ver.2 ダブルアクション
クレオス製0.3口径ダブルアクションハンドピースです。

グラデーションやシャドウを吹くときに使用しています。

主に美少女プラモデルでグラデーションを吹くときに使用しています。
肌のシャドウや細かいパーツへのグラデーションをかける時には同じくクレオス製PS771を使用します。

驚異の0.18口径なので通常よりよく希釈してから吹き付けます。
スプレーワーク パワーコンプレッサー
タミヤ スプレーワークパワーコンプレッサーです

最大圧力0.4M㎩(連続空気圧力 約0.24/0.28MPa)で上述の0.5口径のハンドピースでも余裕の吐出量&安定した吹き付けができます。
エアレギュレーターも付属しているのでダイヤルの調整で繊細な吹き付けが可能です。

特にお気に入りな点はエアブラシハンガーがコンプレッサーの電源スイッチになっておりエアブラシを置いている時は停止し、本体が停止し作動音が消えます
(コンプレッサー作動音は塗装ブースの換気音のほうが大きいくらいです)
エアレギュレーターは水抜きもついていますが梅雨時にエアブラシから水滴が出たことがあったので、さらに強力な水抜き機能を備えたWAVE製 HGエアレギュレーターに換装しています。
メーターも細かい目盛りで調整しやすく、真冬でも水分を分離してくれるツワモノです。

パワーは十分すぎるほどです

ハンガースイッチがべんりだよ✨
ボルテックスターラーTURBO
塗料の攪拌にプラモ向上委員会 ボルテックスターラー TURBOを使用しています。

塗料瓶の底にたまった樹脂、顔料を調色スティックで人力かき混ぜしなくとも電動で攪拌してくれます。

メーカー非推奨ですがエアブラシ塗装前にDPボトルを攪拌したりしています。
(ボトルが細いのでしっかり固定してから攪拌しています)
筆
MODELKASTEN KB-04 面相筆 コリンスキー 00号/S
モデルカステン製面相筆です。

コリンスキー(イタチの尾毛)を使用した筆はしなやかで耐久性が高く穂先のまとまりがとてもよいです。

知り合いに勧められて使用してみたのですが塗料の筆含みがよく細い線が描けるので、マスキングで塗分けた境界部分のリタッチや微細な塗分け、美少女プラモの瞳の塗装、ガリってしまった塗膜の補修作業などで重宝しています。

塗分けのリタッチがキレイにできます✨
MODELKASTEN RB-03 ドレスフィニッシャー
モデルカステン製 フィギュア用平筆です。

フィギュア用ですがキャラクターモデルの塗装にも使用でき、ちょっとした塗分けに使用しています。

こちらもコシがあり筆含みもよく細かな平面が塗りやすいです。
GH-BRSP-TTS 神ふで つんつん筆 S
ゴッドハンド製 特殊穂先形状筆です。

先端で突くように塗る筆ですが、塗装用ではなく拭き取り用に使用しています。
筆毛が太くコシがあり溶剤をよく含んでくれるので、エナメル塗料の精密な拭き取りに使用できます。


美少女プラモの細かな塗分け、アイペイントの修正やロボットプラモの装甲裏エナメル塗装の拭き取りなどにも使用できます。

こまかいふきとりができるよ✨
ラッカー塗料
ガイアカラー
ガイアノーツ製 各種ラッカー塗料です

2013年頃模型製作を再出発した時に導入しましたが、塗料の隠蔽力、発色がよくカラーラインナップも豊富で現在に至るまでメインで使用しております。
基本カラー以外にも○○カラーなどキャラクターやロボット用に調色された版権カラーが多数出ており作品のイメージに合わせてそのまま使用したり、
近い色からホワイトやブラック、純色シリーズで色味を変えて簡単に調色したりしています。

似ている色から調色して欲しい色味にしています。

スポットでクレオスのメタリックカラーやGXカラーもつかうよ
ガイアカラー各種溶剤
ガイアカラーを希釈する溶剤です。

基本はガイアカラー薄め液を使用しますが、光沢を出したい時や梅雨時にブラシマスター、メタリックを吹きたい時にメタリックマスターを使用しています。

カラーによってつかいわけているよ
ブラシマスター
ガイアカラー用薄め液にリターダー(乾燥遅延添加剤)添加されている溶剤です。乾燥が遅くなるのでクリアーカラーや蛍光カラーなど光沢を出したい塗料に使用しています。
湿度が高いときのかぶり(白化)現象を抑えるのと、しっとり仕上げにしたいので各種トップコート(つや消しクリア)に3倍希釈で使用しています。
メタリックマスター
メタリックカラー、パールカラーの粒子を均一にムラなく薄めることができる溶剤です。
通常の溶剤より粒子を分散させ吹き付けることできれいに定着します。
公式サイトでは気持ち多めの溶剤かつ低圧で吹くとよいとのことなので4倍希釈で吹いています。

モデルグラフィックス25’8月号 作例 MGSDフリーダムガンダムのフレーム、レッドパーツにメタリックマスターで希釈したメタリックカラーを使用しました。

ちなみに製品版ボトルでは注ぎずらいので、クレオスうすめ液250㎜ボトルに注ぎ口キャップを付けたものに移して使用しています。
エナメル塗料(スミ入れ&部分塗装)
タミヤ エナメル ガイアノーツエナメル塗料
エナメル塗料です。

エナメル塗料は発色がよく乾燥も早くて筆ムラが少ないのが特徴です。
ラッカー塗膜の上から塗っても下のラッカー塗膜を侵さないので、部分塗装や装甲の裏塗りなどに使用しています。
はみ出した部分はエナメル溶剤で簡単に拭き取れますので、美少女プラモの瞳の描きこみに使ったりします。

※エナメル塗料で瞳の色を変えました(左から右)

エナメルカラーなら失敗しても拭き取れます
タミヤ スミ入れ塗料
タミヤ製 スミ入れ塗料です。

スミ入れにはエナメル塗料を使用しますが、こちらの塗料はエナメル塗料をスミ入れ用に希釈してありそのまま流し込んで(毛細現象を利用して)スミ入れができます。
カラーも複数ラインナップされており、スミ入れ塗料同士で調色したりエナメル塗料を混ぜて調色することも可能です。

作品によってスミを暖色系や寒色系に調色します
Mr.ウェザリングカラー
クレオス製油彩ベースのウェザリング用カラーです。

本来はウォッシングに使用しますが、マルチブラックはイイ感じのつや消しブラックなのでスミ入れにも使用しています。
もちろんウェザリングにも使用しています。


HGデイジーオーガにはマルチグレーとフレームにマルチブラックを、30MMACスティールヘイズにはマルチグレーと一部マルチグレーとマルチブラックを調色したものを使用しました。
ドロッパー(保管)ボトル
DPボトルJPS 50ml
ハイキューパーツ製ドロッパーボトルです。

模型部屋紹介Vol.2塗装環境編でも紹介した希釈済み塗料をエアブラシに直接注げるドロッパー兼保管ボトルです。

希釈済みや調色した塗料をすばやくエアブラシにセットできるので作業効率が上がります。
攪拌球も入っているので塗装前にプラモ向上委員会 ボルテックスターラーでよく攪拌してから使用しています(ボルテックスターラーでDPボトル攪拌はメーカーで推奨されておりませんのでしっかりキャップを締めて&ホールドしてから攪拌してください)

ラミネートプリンターでキャップにラベルを貼って管理保管しています。
仕上げる
スミ拭き取り
フィニッシュマスター
ガイアノーツ製綿ほこりがでない新発想拭き取り用綿棒です。

先端が発泡オレフィン製という密度の高いスポンジになっておりスミ入れやエナメル塗装した部分の拭き取りに使用しています。
綿棒と違い先端が平たくなっているのでスミを残したい部分まで誤って拭き取ることがなく、少し固めの素材なのでエナメル塗装の拭き取り時ギリギリのラインを狙うことができます。

しっかりキレイにふきとれるよ✨
精密綿棒
ガイアノーツ製綿棒です。

つまようじの先に綿が巻き付いており、硬さもありしっかり拭き取れます。

先端が極細仕様なので細かい箇所や奥まった部分の拭き取りに便利です。
クラフト綿棒(三角・XSサイズ)
タミヤ製の綿棒です。

タミヤ製は様々なサイズの綿棒がありこのXSサイズは特に極細先端なので、ガイア精密綿棒で対処しきれない時に使用しています。

トップコート
フラットハーフ
けーくるが普段使っているつや消しです。

そんなつや消し塗料売ってたっけ?となりますが…ガイアノーツExシリーズ Ex-09セミグロスプレミアムとEx-10フラットクリアープレミアムを1:1で混ぜ合わせたものをけーくるが勝手に命名しております…
Ex-10フラットクリアーではつや消しが強すぎる!…と思いEx-09を混ぜたところ、ツヤもしっかり消えたうえしっとり具合が増して丁度よくなりました。

1:1で混ぜ合わせるのも購入してきたEx09と10を開栓してそのまま混ぜれば調色比率が変わらないので、使用して無くなっても再購入&同比率のつや消し剤が作れます。
私は一旦紙コップによく攪拌したEx09と10を投入しよく混ぜ合わせてから一部(20ml)DPボトルで希釈、残り(80ml)をクレオスのスペアボトルXLに保管しています。

ちょうどよいつや消し具合で気に入っています✨
セミグロスハーフ
けーくるが普段使っているグロスよりのつや消しです。

いやいやそんなの売ってないじゃん!?となると思います。
そうですこちらもガイアノーツEx-03 ExクリアーとEx-09セミグロスプレミアムを約1:1で混ぜ合わせたものをけーくるが勝手に命名しているだけです。


光沢ほどテカテカにならないので主にロボットプラモのセンサーやクリアパーツに使用しています。

センサーとかをコートしてるよ

作り方はフラットハーフと一緒ですが、たくさん必要ないので都度DPボトルから混ぜて調色しています。
便利ツール
BANDAI SPIRITS パーツセパレーター
バンダイのPOM樹脂製パーツセパレーターです。

仮組やパーツ(ポリキャップ)の入れ忘れで分解する際に樹脂製なのでパーツを傷つけずに分解することができます。
またピンもついているので押して分解したりと多用途に使用できます。

パーツセパレーターの中でも安価で入手しやすいので、破損等した時用に予備でもう一個買っておくと大変よきです。
飾る
アクションベース
バンダイスピリッツ製 展示用ベースです。

完成した作品を浮かせたり、倒れないように固定できる支柱付き展示用ベースです。

地震大国の日本では作品の転倒防止は命題かと思われますので、しっかりと固定してから飾っています。
ブラックとクリアタイプがありますが、ガラスケースに飾る場合クリアであれば下段が暗くなりにくいのでクリアタイプを好んで使っています。

アクションベース4/5は角度を固定するタイプの支柱が入っておりますが、素立ちで飾る時どうしても角度や高さが合わない場合はアクションベース7/8の無段階式の支柱を使って固定しています。
ニューフライングベース
コトブキヤ製 ディスプレイベースです。

バンダイ製と違い支柱の角度がピンではなくネジ締めによる無段階方式になっており角度の自由度があります。
美少女プラモなど比較的軽いモデルの固定に使用しています。角度も無段階で好きなアングルにできます。

こちらもクリアの六角形ベースで並べるとコレクション性があるのが良いです✨

Figure-rise Standardトウカイテイオー用にベースに芝を生やしたりもしてみました。
おわりに
いかがだったでしょうか?
普段私が使っているツール類でしたがこれ以外にも便利ツールもあったりすのでまた別の機会にでも

長めの解説になりましたがプラモデル製作の参考になれば幸いです。
次回はカメラ撮影方法や飾り方の記事を書いてみたいですね!
ではまたの機会に

またね✨
模型製作環境もぜひご覧くださいませ👇
モデルグラフィックス特集”模型部屋をつくろう!3″でもご紹介いただきました👇
紹介した物一覧
※メーカー希望小売価格にご注意ください
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