フィギュアライズ スタンダードをつくろう!
10月初旬某日 30MS組立処理後…
リシェッタはパーツもすくないし
せっかくだからもっとつみくずし(積み崩し)
したら?
うぐッ!?最近”罪”(積み)が増えてきているからまったく反論できない…
ところでなにを作るの?
このあいだとどいたフィギュアライズテイオーをつくろうよ!✨
というわけでリシェッタと同時に
フィギュアライズテイオーも製作していきます!
まずは仮組
まずは仮組みです。ほぼKPS樹脂製でカラーシールと水転写デカール、塗装済みフェイスが1種アクションベース6が同梱されていました。
残りのフェイス2種は水転写デカールで再現する仕組みです。
パーツ数も少なく短時間で組み立てることができ、色分けも細部を除けばほぼ完璧に再現されており
まさにバンダイスピリッツの脅威のメカニズムです!
頭部やポニーテール、ヒザ、しっぽに合わせ目が来ますので、合わせ目消しと各部シャープ化を行っていきたいと思います。
ちなみに同社 30 MINUTES SISTERS とネック軸径がほぼ同じなで簡単に付け替えることができます。
オリジナルベースをつくる
フィギュアライズ テイオーにはアクションベース6が同梱されており、6の発売日より早く先行体験できました。
アクションベース5より場所を取らず、HGガンプラにも3mm軸で接続可能でした。
画像は製作したHG ゼータガンダム(中期型)など大きめのガンプラだと少し安定性に難がでました。
またテイオーにもベースが軽く少し手狭な感じがしたのでオリジナルベースを製作していこうと思います。
そこで登場するのが タケダコーポレーション タケダモケイ 芝生マット 小 ライトグリーンです。
こちらはミニチュアなどに使用される情景マットで芝生の長さもフィギュアライズ テイオーにピッタリでした。
こちらをコトブキヤのニューフライングベースのベースに沿って六角形にカットしてマット裏に両面テープを貼りベースに固定します。
そしてできた芝生ベースがこちらです。
芝生の長さもスケールにマッチしていて丁度よかったです。
表面処理について
表面処理は丸まった面が多く紙ヤスリだけでは大変なので、ゴッドハンド神ヤス!10mm厚で240(400)~1000番で磨いていきます。
10mm厚でも、ある程度R面に追随してくれるのと磨く際に指先でホールドしやすく長時間の作業によいため10mmを選びました。
動画で目詰まり取りが再生されます(※音が出ます)▷クリック
ちなみに神ヤス!ではメラミンスポンジ等で目詰まりを解消できますが、WAVE HG 静電除塵パッドでも目詰まりが解消でき、粉も飛び散らないのでオススメです。
ハンドパーツなどは楊枝の先端をカットした物を装着し持ち手を付けてヤスリがけを行うとやりやすいです。
ネックジョイントパーツ換装
デフォルトのネックパーツは走行ポーズで首を上げるのに特化していますが左右振る動作やアゴを引くなどは難しいので 30 MINUTES SISTERS のオプションハンドに付属する前後可動ネックパーツが無改造でそのまま使用できます。
ネックパーツの向きを微妙に変えることで前後振り、左右振り(少々)に対応でき、ポージングの幅が広がりました。
合せ目消し
ヒザの合わせ目を消していきます。
今回は成形色仕上でやってみようと思ったのでガイアノーツ製 瞬間カラーパテ フレッシュを使用します。
少し合わせ目を開いておき、適量(合わせたときにムニュが出るくらいの量)を流し込みしっかりハメ合わせて、瞬間接着剤硬化促進スプレーを軽く吹いて硬化させます。
硬化後に合わせ目から出た余分な接着剤はヤスリで削り落として処理します。
フレッシュカラーなのでほぼわからない状態にまですることができました。
続いてしっぽの合わせ目消しです。こちらは塗装するのでシアノンでヒザと同じ工程で合わせ目を消しをしました。
可動部が2カ所あるので、シアノンで固まらないように慎重に接着します。
一部毛先や毛束の谷になる部分などを目立てヤスリとナイフで切り込みシャープ化しています。
勝負服フチの厚み取り
服は巧みな色分けパーツ分割ですが、ちょっと厚みが出てしまっているのでフチを薄くしていきます。
スカートの内側の三角フリルを先端に行くにつれて薄くしていき、スカートフチのブルーパーツも金属ヤスリで割らないようにガッツリ削って薄くしていきます。
パーツ構成状厚みが出やすい部分なのでしっかり薄くしていきます。
同じく上着の裾も内側からナイフカンナがけで削っていき厚みを落とします。
マントもだいぶ厚みがあるのですが波打っておりヤスリで削るのは大変そうなので、アルゴファイルアルティマATで内側から大まかに削っていきます。
アルティマATで削り240番神ヤス!で形状を整えていきいます。
マントのフチは安全上丸くなっているのでナイフなどで直角に直しました。
右肩のマントも同様に処理していきます。方飾りにはパーティングラインが走っているので溝をラッピングフィルムシート400番で丁寧に処理しました。
スカーフもマント同様に薄くしました。
目立つ部分は全体的に削り見た目を軽くしました。
髪パーツ処理
前髪パーツは成型状毛束の裏に厚みが出る部分があるのでナイフを入れて削り込んでおきます。
毛先なども溝が浅い部分をヤスリナイフで深く削ってシャープ化していきます。
頭部の接着前に耳の先端の丸みをシャープに削り直し、接着合わせ目消しを行いました。
ポニーテールの裏側は強度確保のためのプラ支柱板があったので、カットし周りをシアノンで埋めて毛束に見えるように整形し直しました。
仕上がり
合わせ目消しを行い全体のパーツの厚みが取れるように工作しました。
だいぶカチカチのプラモっぽさが消えてやわらかい印象になったんじゃないでしょうか
次回は塗装、仕上げ編でお送りします!
つづく!✨
※記事内の製作に関する解説で分かりづらい箇所や用語、画像等がありましたらお知らせください
(内容により追記、修正します)
使用した物一覧
※バンダイプラモデルは品薄で高騰している場合があるのでメーカー希望小売価格は十分にご注意ください!
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