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HGUC 1/144 ゼータガンダム 改修 MSZ-006-1〈Zガンダム〉中期型 製作 part 8 フライングアーマー編

フライングアーマーの改修&ディテールアップ処理をしていきます
本体ディテールアップ編と同様の工具を使用しています※詳しくはpart4~6を参照

フライングアーマーもだいぶ形状が違うためマスターアーカイブ瀧川氏のイラストに近づけるべく徹底改修していきます。

1.ジョイントアッセンブル

アーマーのジョイントはキットのままでは可動域が狭く、若干左右にスイングできる程度なので可動肢を追加していきます。

同社30MMや30MSに同梱されているOJ1ランナーから6番と13番、3mmプラ棒を組み合わせてジョイントを作製。
私は30MS オプションパーツセット4(ステルスアーマー)から拝借しました。

これでフライングアーマーを跳ね上げる動作ができるようになりました。
※設定上フライングアーマーWR時のインテークダクトがMS時に推進スラスターになり推力方向の転換に用いられます。

2.テールスタビライザー

テールスタビライザーも形を変更します。全体的に丸みを帯びているのでエッジを立てていきます。

レッドパーツは角のアールを落としてカッチリエッジを出し、プラ板で上面にケース状のディテールを設け、レッドパーツが潜り込むようにしました。

基部のスリットもデザインが異なるので、ハイパーカットソーで縦横に切れ込みを入れ切り落とし、プラ板で任意の大きさのスリットサイズに変えていきます。

側面のディテール入れはノギス使用しアタリを付けてパーツ外周に平行になるようにタガネでスジボリを加えました。

白パーツもガイドテープを使いタガネでスジボリを入れます。四角形ディテールは一旦彫刻刀で凹モールドを彫り、プラ板で四角形のディテールを入れています。

基部パーツにプラ材でリブを、レッドパーツ先端にもディテールを入れ一度サーフェイサーを吹きチェックをします。

3.フライングアーマースラスター

アーマー上端スラスター(WR時)もデザインに相違がありキットは小ぶりなので作り直します。

ブロックごと一旦切り落とし、スラスター口も開口します。

切り落とし開口した部分に脱着できるようにプラ材で土台を作り左右からプラ板で枠を成形していきます。

中央にプラ板で芯になるように積層してゆき、裏面(本体側)の小さなフィンを立てる用の溝を掘っておきます。

プラ板でフィン状のディテールを構築し周りをプラ板で積層して形を作っていきます。テーパー面が出るところは三角プラ材で傾斜になるよう配置しました。

プラ材積層で本体側のディテールを構築しました。

スラスター内フィン(白いパーツ)のディテールを作っていきます。フィンの先端のマイナスモールドはタガネでわざとオーバーランするように彫り十分な深さを確保したら先端側を同厚のプラ材で埋めて整形します。

フィンの断面は先端に向かって薄くなるように調整しました。土台のパーツを付けたときに隙間ができるようにクリアランスのプラ板を貼り付けてます。

開口したスラスター内は、ビルダーズパーツMSバーニア03の先端部を削り落としたものを土台のパーツに貼り付けてスラスターを再現しました。

スラスターの中央にフィンパーツが来るのでスラスターの中央に溝を彫り0.3mmプラ板を差し込むようにしました。

それぞれ塗分けを考慮し、フィン白パーツ、スラスターフィンパーツは塗装後接着予定です。

4.フライングアーマー改修&ディテールアップ

続いてアーマー内主翼の折りたたんだ際、根元に空間が開く部分をプラ材で可動に干渉しない程度にプラス
また主翼やエッジを立て薄く削り込んでいます。

黒いパーツは上端に合わせ目が来るので直下のラインで分割し後ハメ化、レッドパーツは丸みが多いのでエッジが立つよう削り込み角面としました。

レッドパーツは等間隔にガイドテープを使いタガネでモールドを彫っていきます。

アーマー内側にテンプレートでハッチモールドを、idolaエッチングガイド5で六角形のモールドを彫りこみます。

また内側には複雑なモールドが見受けられるので、シャープペンで下書きし、ノギスとスケールで外周や既存のモールドに対し平行になるように追加していきます。

ハッチモールドのヒンジは太めのタガネで彫りこんだ凹モールドにプラ材を配置し再現しました。また先端の楕円モールドはプラバンでテンプレートを作り、ゴッドハンド リーゲルニードル”クルヴェ”で対応しました。

先端の赤いフェアリングもキットではだいぶ丸くなっているので削り込みエッジをたて、デザインに合わせ上端から一削り込んで段差を作っています。

イラストデザインでリブが見受けられるのでプラ板を切り出し貼り付け再現しました。
※フェアリングは削り込んだ際にパーツが薄くなるので裏側からシアノン、プラ材で裏打ち補強しています。

表面のディテール追加も一度シャープペンで大体の構想を練ってから、ガイドテープとノギスを使用しアタリを付けていきます。

デザインにあるひし形のモールドは既存のモールドに交差線を追加し、線から均等なひし形になるようにアタリを付けて彫りました。

キットのモールドも活かしつつ不要なモールド、アタリでオーバーランした傷はシアノンで埋めました。

背面のブロックも一部形状変更し、MS時に下側になるスラスターは成型状モールドが浅いので、タガネで彫り込み、プラ板でスラスターの隙間ができるようにフィンパーツを製作しディテールアップしました。

左右のダクトガードは削り込み先端に行くほど薄くなるようにしています。

イラストデザインをできうる限りキットに落とし込みました。

フェアリングにもモールドを追加します。四角形と円形の組み合わせディテールなので一度タガネ、彫刻刀で長方形を彫り、つながるようにゴッドハンドスピンモールドで円形を追加します。

最後に長方形の端をプラ材で塞ぎ整形して完了です。

反対側(裏面)の三角ディテールは本体つま先でも行った、一旦タガネで彫り抜いてしまい。

角度を付けたプラ板を貼り込み、硬化後ヤスリ整形でクリアしました。

また内側断面はシールドとジョイントするであろう位置なので、ジョイント風のダミーモールドを作成。
中央のパーツはAUBE Dimension Works製 ADモールドを配置しました。

アーマーも一度サーフェイサーをスプレーし、気泡や傷をチェックしていきます。

5.シールド

最後にシールドを改修していきます。改修したアーマーのフェアリングに合わせてジョイントディテールを構築します。ナイフでアタリを付けて、ハイパーカットソーで切れ込みを入れます。

切れ込みを入れた部分を慎重に切り離しフェアリングの形に一段落とした形状にします。キットのままではシールドの全長が短いのでMS時に長くなるよう端をプラ板で延長します。

不要な切れ込みはシアノンで埋め合わせ目を消します。

キットの接続位置ではシールドが短く見えてしまうのでレッドパーツが上がるように下側にダボを設け、こちらにもOJ1ランナーの5番を使用し接続ジョイントを追加しました。

腕部に接続しパーツ位置を確認していきます。ジョイントの追加により前後にひねる軸も追加されポージングの幅が広がりました。

レッドパーツの開口した部分にプラ板を貼り付けディテールを彫っていきます。先端もシャープになるようにプラ材を貼り付けて削り込みました。

シールドカバーは中央のパーツを削り込みなだらかにしプラ板で蓋をし、両側面には大きくC面を追加しました。
中央のメガランチャー接続穴はADモールドで蓋を作製しました。

C面にヤスリで一段削り込み、タガネでモールドを彫り込み、プラ板で蓋をしてスリットを作っています。

カバー先端はイラストでリブが存在するのでプラ板を貼り足して整形し再現しました。
裏側のシールドランチャーは弾頭を削り落としハイキューパーツHSリベット3.0mmに置き換えています。

シールドはMS時にさらに伸長するようにプラ材でダボ穴を追加し、カバー側に真鍮線でピンを作り差し換えでもう一段伸ばせるようにしました。

カバー裏側は肉抜きが目立つのでADモールドやプラ材で本体と接続しそうなイメージでディテールを作製しました。

本体同様赤、黄パーツには塗装時の発色を考慮しクレオス Mr.フィニッシングサーフェイサー1500 ピンク、その他のパーツにはスプレーと同番のMr.サーフェイサー1200 どちらも瓶入りタイプのものを使用して吹き付けました。

6.仕上がり

フライングアーマーとシールドの改修&表面処理が完了しました、本体に接続しバランスの確認をします。

アイキャッチ画像にもある通りこの段階で一度ウェイブライダーに変形テストしました。(WR差し換えパーツも少々改良しておりますので次記事で紹介していきたいと思います。)

変形テストが可能になるまで進捗しました。

次回はウェポン類を改修していきます!

※記事内の製作に関する解説で分かりづらい箇所や用語、画像等がありましたらお知らせください
(内容により追記、修正します)

※メーカー希望小売価格にご注意ください

コメント

  1. ちくろう より:

    けーくるさん
    こんばんは。先日はコメントにレスを頂けましてありがとうございました。
    そして背部バインダーの記事今回もすごいです。
    現物キットは、一般分からプレバン版0088で色分割など改良もありましたがやはり背部ということもあり、
    結構あっさりしていたものですが、今回のマスターアーカイブ版に徹底的に挑戦されているけーくるさんのテクニックはすごいと思います。

    アーマー上部の作り直しでもフィンの内部スリットの再現など、こういうところのこだわりがHGUCをMGに見間違えさせるのでしょう。

    そのための工作で、いったんモールドを大きく切ったり彫ったりした後、オーバー分を別途埋めることで精度を高くするという「急がば回れ」工作法は数ある模型テクニック指導の中でも細かい実例が少なく、(自分の知る限りでは草刈健一氏のソフトバンクのガンプラモデリングマニュアルくらいか)ここまでわかりやすく解説されているのは数ある模型記事の中でも非常に貴重なものだと思います。

    いよいよ全体像が整い、次は武器とのこと、引き続き楽しみにしております!

  2. Avatar photo けーくる より:

    ちくろうさん前回に続きコメントありがとうございます!
    実はおっしゃる通りで今回のゼータの改修にはモビルスーツアーカイブスガンプラモデリングマニュアル掲載の、言い方は悪いですが改修が難しい箇所は一度パーツ自体を壊す(崩す)ことで改修しやすくしております。(ガンプラモデリングマニュアル参考にしていることが伝わって良かったです)
    HGがMGに見えるとおっしゃっていただけると、とても励みになり嬉しく思います。
    次回はウェポン類を解説していきますので、牛歩なブログですがお楽しみにしていただけると幸いです。

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