この記事ではHG GQuuuuuuXをよりカッコよく作る改修やディテールアップ、後ハメ加工について解説しています!
月刊モデルグラフィックス’26年2月号にてHG GQuuuuuuXの作例を担当しました。

今回の作例は特に気合を入れ
劇中の設定を参考に全身くまなく手を加えてみました
本誌では当ブログを超える鮮明かつ精細な写真が掲載されておりますのでぜひ購入して確かめてみてください✨

SNSでも製作記をたまに投稿しています
気になる方はぜひフォローしてね✨
けーくるが使用しているツール類や製作環境の紹介はこちら👇
設定画を参考にHG GQuuuuuuXを製作しよう
25年某日

GQuuuuuuXやってもらうから映画みてこい
という担当編集のお達しがあったので

劇場に行ってまいりました

おもしろかったよ✨


鑑賞後は製作の資料に役立つと思い『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の豪華版パンフレットをグッズ売店で購入してきました


塗装前の状態
全身の合わせ目消しや設定画を参考にしたディテール追加、エッジ出しを行いました
ヘッド
フェイスマスクはバンダイエッジがあるので
A5(イエロー)とB40(ブラック)とツライチになるようシアノンで整形しました

シアノンを盛る前にセロハンテープでA5とB40に張り付かないようバリア(養生)しています
バリアすることで硬化後ペリッと剥がすことができます
設定画を参考にダクト内部をデザインナイフで、内側にテーパーがかかるようカンナ掛けをしました
フィンも同様に上下からカンナ掛けして薄くしました


画像は右側です
(わかりずらい💦)
アンテナ先端は最初に表側のバンダイエッジを消し、裏側から削り込んでシャープに見えるように加工しています


固定ボルト裏側ピンはどうしても成型が丸いので、0.5㎜プラ棒に置き換えました


首元は長く感じたのでボールジョイント基部をカットし0.5㎜短縮しました
カット前にピンバイスを貫通させ位置ずれ予防し加工後真鍮線で補強、接着時には輪切りにしたプラパイプを被せてさらに補強しました

短縮した分(沈む分)左右スイング域が狭くなるので側面裏を削って対処しました
ボディ


腹部F8、9パーツ上側を切り欠けて後ハメ加工、背面の合わせ目を消しています


前面C11パーツとの間に段落ちエッジがあるのでセロハンテープでバリアしてシアノンを盛ってラインが自然になるよう整えました

腰部ガード裏はプラ板やプラ角棒を差し込んだり、貼ったりして肉抜きを埋めました



ビームサーベルは接続ピン内部と、サーベル受け穴にネオジム磁石を埋め込みリニア接続にしました

腰部ガードエッジにマジックでアタリをつけ、削り込んでシャープに加工しています
アーム
肩球型ユニットノズル上下はカップ型面取りビットで整形、前後ノズルを市販パーツに置き換え内部をスピンモールド2種径で彫り奥行きを追加


肩関節の青い丸モールドはスピンモールドで削除し市販パーツに置き換えました


手首ブルーパーツの固定ピンをカットし前腕内部に接着固定、合わせ目処理後にスライドして組み立てられるよう後ハメ加工しました
ボール受け側からピンバイスで開孔し真鍮線を通せるようにし、組み立てた後固定できるようにしました

上腕レッドパーツ(レッドラインに見える部分)は削って薄くしました
レッグ


大腿内側タンクのノズルは一旦削除、プラ棒&市販パーツで作り直し別パーツ感がでるようにしました

ヒザ関節内側のパイプも削除し、2.5㎜プラ棒を熱で曲げたものに置き換えました



差し込み口も一段削り落とし、開孔したプラ板を貼り付けディテールを変更しました

大腿部裏側ディテールは合わせ目処理時に設定画を参考に、マイナス凸モールドを凹モールドにタガネで彫り変更しました


脚部内部受けピンをC字型に加工し下段のピンは削除

側面からタンクを差し込み→下からフレアパーツを嵌め込む手順で後ハメ加工しました

脚部シャフトを削ってシャープに加工
フレアパーツとつながる部分が成型状省略されているので、設定画を参考にフレアパーツにV字の切り込みを入れ、加工したプラ板を埋めて整形し再現しました


脚部側面も設定画を参考にフレア上のラインをプラ板で修正しました


足裏は肉抜き処理のため側面からノコを入れてソール部をカット

ソール上側をプラ板を貼る分削り、0.5㎜プラ板を貼りその上から切り離したソール下部を貼り付けて肉抜き埋めを行いました
バックパック
ブーストポッド回転軸は合わせ目を消すと外れなくなってしまうので

30ミニッツレーベル系商品に同梱されている3㎜オプションジョイントに置き換えて後ハメ化しました

上部フィンは1㎜プラ板を貼り付け整形し大型化



バーニアノズルは側面からノコを入れて分割し内部を削り込んだ後に再接着、X字のフィンが立体的に見えるように加工しました



基部はくり抜いて整形し、市販パーツでバーニア内部のディテールを追加しました

内部パーツはガイアノーツ蛍光クリアーで塗装し、ブラックライト発光させるとで噴射状態になるよう遊んでみました



ユニット側面ノズルは合わせ目がくるのでフチごと一旦ツライチに整形してから細切りにした0.3プラ板を貼り付けてシャープに作り直しました


ユニット上部にある三角型のノズルは、ハイパーカットソーでアウトラインにアタリをつけ

タガネで深く彫り込んで凹モールド化、内部に0.3㎜プラ角棒を配置してレッドラインを再現しました


ブーストポッドユニットで省略されているスリットは、合わせ目のラインで開孔し再現しました
ウェポン&ハンドパーツ

トメノスケヒートホークはパイプ部をカットし、曲げた0.8㎜真鍮線に置き換えました



パイプにかかっているチューブは1.0、1.5㎜プラ棒を中空化したものを配置、ナットパーツはコトブキヤMSG六角ナットに置き換えました

チューブが円錐状に広がる部分はプラ板にセロハンテープを貼ってバリアし、真鍮線を差し込みながらシアノンで造形しました



ブレードは一旦切り離し市販パーツ、プラパイプ、真鍮線を組み合わせ、固定基部を設定画風にしてみました

ハンドパーツは平手がセットされていますが、やはり握りこぶしが良いなと思い平手パーツの指部分をカット


オプションパーツセット ガンプラ03 (ビルドハンズ 角型)からSサイズの指部分をトリミングしたものを移植しました


設定画を参考に指部分を逆アールに削ったり、関節に細かく切った0.3㎜プラ角棒を貼ったり、親指基部にプラ板を貼り付け整形し設定画に寄せて握りこぶしを作製してみました
指側面の丸型ヒンジはWAVE HGリベットマイクロパンチで丸型に彫っています
塗分け&デカール
ひたすら塗り分け
キットカラーでほぼ色分けされていますが細かなところやシール部分、設定画のホワイトとブルーホワイトのツートーンの塗分けにマスキングテープ、マスキングゾルを使用して塗り分けました
極細切りに切ったマスキングテープを塗分けのキワに貼り、中心をマスキングテープorマスキングゾルで埋めて塗り分けています








同じパーツで塗分けが必要なところは順番にマスキングして塗り分けました
※例 ブーストポッド(フィン部分ブルー→上側ホワイトブルー→下側ホワイト→ブルーラインの順)




オレンジラインはキット付属のシールをガイドに、マスキングテープに写したり、指定部分に貼ってマスキングテープで囲ったりして塗り分けました


大腿部内側のレッドはマスキングが難しかったので、本体レッドに合わせて調色したエナメル塗料で塗装し、はみ出した部分をエナメル溶剤で拭き取りました
ガンダムデカール
GQuuuuuuX全身のラインはテトロンシールが付属しますが厚みが出てしまうので、作例ではガンダムデカールNo.139 機動戦士Gundam GQuuuuuuX 汎用1を使用しました


アールがキツい部分は軟化剤でも球形に貼るのが難しいので、余白部分に少し切れ込みを入れて貼っています
コーションデカール
コーションデカールは市販されているガンダムデカール MG RX-78 Ver.ka、MGヴィクトリーガンダムVer.kaとMGV2アサルトバスターVer.kaで余った水転写デカールコーションを使用しました






HG1/144にMG1/100用って…こんなに大きいコーションデカール貼って大丈夫?となりますが

大丈夫だ、問題ない(フリー素材です)
モビルスーツは航空機のように実機がなく、ガンプラで貼るコーションは挿し色(デザイン)の一種としてとらえるのでここに絶対この大きさで貼らなければならないことはないので
粗密に気を付ければ(全身まんべんなく貼るなどをしなければ)1/100用を貼ってもデザイン性優先で映えるので問題ありません
ちなみに本作例は雑誌写真で2倍ほど引き延ばして載っていますが全然気になりません

おおきなコーションでも、メリハリがあればだいじょうぶ✨
仕上がり

目に見える大改造はしていませんが全身くまなく後ハメ加工やエッジ出し、塗分けを徹底しコーションをプラスしたらカッコよく仕上がりました✨

本誌では当ブログを超える鮮明かつ精細な写真が掲載されておりますのでぜひ購入して確かめてみてください✨

モデグラかってね!✨
モデルグラフィックス本誌では迫力の大きな写真と解説を記載しておりますのでぜひご覧ください!
使用した物一覧
※メーカー希望小売価格にご注意ください





コメント